「IP3-MP8」は、Facility Assist for SaaSに対応した製品です。
接点入力8点、接点出力2点を持っており、LTE対応モバイルルータのLM-200を接続し、LTE上で接点監視・制御を可能にする装置です。
本装置を接点機器に接続することで、接点入力・接点出力を持つ各種機器の遠隔制御・遠隔状態監視・イベント通知を可能にします。
■対応製品
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LM-200
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Facility Assist for SaaS
■製品特長
1.Facility Assist for SaaSに対応
接点入出力状態、電源状態などをFacility Assist for SaaS上から確認することができます。
接点変化やIP3-MP8との通信異常などがあれば、Eメールにて通報することができます。
2.接点入出力
接点入力は8点持っており、接点変化通報や接点状態、接点ON回数、ON時間を定期的に送信します。
接点出力は2点持っており、遠隔からの制御や状態取得を行うことができます。
3.停電監視
IP3-MP8からLM-200に電源供給しますので、停電が発生してもIP3-MP8のバッテリにより停電通報が可能です。
停電中も、接点監視や接点出力制御が行うことができます。
4.初期設定
WEBブラウザから行うことができます。
設定した値は、停電が発生してもその内容が消えることはありません。
5.マルチキャリアに対応
LM-200は、マルチキャリアに対応していますので、国内のキャリア(DoCoMo、KDDI、Softbank、MVNO)で利用できます。
■製品概要
●本体
電源入力 |
AC100V/AC200V 50/60Hz |
停電用電池(標準装備) |
DC12V/1000mAh(Ni-MH電池) |
消費電力 |
約4.0VA(接点全てOFF、LM-200除く) |
外形寸法(mm) |
132(W)×205(H)×74(D)(突起部除く) |
重量 |
約1.2kg |
表示装置 |
電源表示用LED×1
動作状況表示用LED×10
接点入力端子の状況表示用LED×8
接点出力端子の状況表示用LED×2
バッテリ残量表示用LED×4
内部動作及び内部状態確認表示用LED×5 |
環境条件 |
動作温度 -10~60℃
動作湿度 30~85%(結露しないこと) |
インターフェース |
LANコネクタ×1
LM-200電源供給用コネクタ×1
バッテリ用コネクタ×1
|
●接点
入力 |
8点
入力許容:無電圧接点もしくはオープンコレクタ
接点容量:+12V 15mA以上 |
出力 |
2点(無電圧接点)
接点容量:AC250V/5A、またはDC30V/5A |
●通信プロトコル
MQTT/MQTTS |
クラウドとのデータ通信 |
HTTP |
設定 |
NTP |
時刻取得 |
以下のファイルをダウンロードするには、ダウンロード認証フォームへの回答が必要です。
【ダウンロード認証の流れ】
- サムネイル画像をクリックすると認証フォーム(ダウンロード認証画面)が表示されます。
- 認証フォームで、質問への回答とお客様情報を入力してください。必要事項入力後、「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
- 入力内容に間違いがなければ「送信する」をクリックしてください。ご入力内容の確認画面に進み、5秒後にファイルのダウンロードが開始されます。
- ダウンロードが始まらない場合、「次へ」をクリックしてください。
- 複数のファイルをダウンロードする場合、ブラウザを閉じなければ、2つ目以降のファイルは、認証フォームに回答せずにダウンロード出来ます。
※カタログ・取扱説明書はPDF形式です。ご覧いただくにはAdobe社のAcrobat Readerが必要です。
※各圧縮ファイルはZip形式にて圧縮しています。別途解凍ソフトが必要です。
IP3-MP8全般について
弊社Facility Assist for SaaSに対応した接点監視装置です。
弊社製LM-200を接続し、LTE網経由でFacility Assist for SaaSと通信を行います。
接点入力8点、接点出力2点を持っています。また、バッテリも持っていますので、停電/復電通報も可能です。
Facility Assist for SaaSとは、どのように通信を行いますか?
インターネット経由で、MQTTSプロトコルにて双方向通信を行います。
Facility Assist for SaaS上からは、どのような監視や制御ができますか?
監視画面にて、接点状態や通電状態などの詳細情報の確認や接点出力の制御ができます。
また、警報履歴や日報、グラフ表示なども確認できます。
以下のご確認をお願いします。
・IP3-MP8がエラー表示していませんか?
・LM-200がエラー表示していませんか?
・アンテナは正しく接続していますか?アンテナ1本の場合、MAIN側に接続して下さい。
・IP3-MP8の設定(Facility Assist for SaaSのアクセスID)やLM-200の設定(APNやPPP認証情報など)は正しいですか?
・USIMカードの通信契約や開通はお済みですか?
・通信テストモードで通信できますか?
moperaUなどのプロバイダやASPサービス「みhurryⅡ」には対応していますか?
対応しておりません。
これらのサービスに対応している製品は、IP3-LP4-Ⅱ、IP3-LP8-Ⅱ、IP3-LP20、IP3-K5D-Ⅲ(みhurry非対応)になります。
できます。
バージョンアップページから、ファームウェアをダウンロードして行います。
IP3-FP8-ⅡやIP3-LP8-ⅡにIP3-MP8のファームをバージョンアップして使用できますか?
USIMカードの電話番号は、LM-200の設定画面の動作ログにて確認できます。
設定について
パソコンと直接LANケーブルで接続して、WEBブラウザから行うことができます。
使用方法については、取扱説明書をご確認ください。
設定値は、不揮発メモリに保存していますので、本装置の電源をOFFしても消えません。
利用可能なサービスについて
LM-200はマルチキャリア対応ですので、国内のキャリア(DoCoMo、KDDI、Softbank、MVNO)で利用できます。
IP3-MP8を利用するには、何の契約が必要ですか?
LTEの通信契約、インターネットに接続できるプロバイダ契約、Facility Assist for SaaSの契約が必要です。
LTEの通信契約とプロバイダ契約は、各キャリアとご契約ください。
Facility Assist for SaaSの契約は、弊社にご連絡ください。
価格・購入について
弊社製品はすべてオープン価格になっております。弊社営業部までお問い合わせください。
弊社ではロット数によるお値引きをしております。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。
地域により異なりますが、標準仕様品はご注文をいただいてから通常2~3日でお届けできますが、生産状況により変わる場合がありますので、弊社営業部までお問い合わせください。
ご購入価格が\10,000以上(税別)の場合は無料です。\10,000未満(税別)の場合は恐れ入りますが\1,000いただいております。
サポート・修理について
本Webサイトにてダウンロード配布を行っております。お手数ですが、ダウンロードのページよりダウンロードを行ってください。PDF方式につき、ご覧いただくにはAdobe社のAcrobat Reader 4.0以上が必要です。
ご購入先の販売店、もしくは直接弊社営業部までご連絡ください。通常はセンドバック方式にて対応させていただいております。(ご購入後:1年間無料保証)
※修理・交換、テクニカルサービスには、ユーザ情報の確認が必要です。ユーザ登録がされていない場合には、保証期間内であってもサポートが受けられない場合がございますのでご注意ください。
カスタマイズ・OEMについて
可能です。iNDではお客様のご希望に合わせた個別のカスタマイズを行っております。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。