LTE対応接点監視装置
LTEユビキタスモジュール専用アダプタセット対応接点遠隔監視装置
IP3-LP4
■製品特長
1.接点入出力
接点入力は4点持っており、接点変化通報や遠隔からの状態監視を行います。また、接点ON時間・回数を各々累積カウントします。 接点出力は1点持っており、遠隔からの制御を行うことができます。
2.ソケット通信とメール通信の両方に対応
ソケット通信の場合、接点入力通知、接点出力制御、ポーリングによる接点入力状態確認、停電/復電通知を行うことができます。メール通信の場合、接点入力通知、定期通知、停電/復電通知を行うことができます。弊社ASP「みhurryⅡ」がLTEに対応(2019年7月)しましたので、Eメールでの通知のほか、遠隔からもEメールで状態取得や接点出力制御などが行うことができます。
3.常時接続モードとイベント接続モード
LTEの場合、基本的に常時接続となります。メール通信の場合、インターネットに常時接続となりセキュリティ上、好ましくありません。また、予期しないパケットを受信する度に、パケット課金がかかってしまいます。それを防ぐために、イベント通報以外は回線を切断するイベント接続モードを用意しています。
4.Eメール送信
接点入力の情報や停電/復電などの各情報を、Eメール送信先ごとに送信する/しないを選択できます。担当者毎に必要に応じたEメールを送信することができます。 また、Eメール送信時は、折り返しEメールを受信するまで再送を繰り返す設定がありますので、担当者は発生した情報を確実に受けとることができます。
5.UDP採用
センター構築時はUDPによる通信を行うので、TCPに比べて通信データ量が少なくなり、通信料も安くなります。
6.多様な初期設定
専用の設定ツール、Telnet、Eメール、RS-232Cからの設定と、様々な設定方法を選択できます。Eメールからの設定変更は、 IP3-LP4に登録されたEメールアドレスからのみ行えます。設定した値は、不揮発性RAMに保存するので、停電が発生してもその内容が消えることはありません。
7.UM04-KO専用アダプタセットのソフトウェア更新機能に対応
ソフトウェア更新方法は、NW予約型とATコマンド型の2種類あり、本装置はどちらにも対応しています。
8.当社ASPサービス『みhurryⅡ』に対応
当社のASPサービス『みhurryⅡ』を契約することで、メールによる通報および制御を行う事が出来ます。
■製品概要
●本体
| 電源入力 |
AC100V/AC200V 50/60Hz |
| 電源出力 |
5V/600mA(アダプタセット用電源) |
停電用電池
(標準装備) |
6V/600mAh(Ni-Cd電池) |
| 電源容量 |
待機時:約5VA
通信時:約7VA(いずれもアダプタセットの電源容量含む) |
| 外形寸法(mm) |
125(W)×175(H)×75(D)
※2019年7月以前モデル:125(W)×175(H)×100(D)
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| 重量 |
840g(停電用電池含む、アダプタセットは除く)
※2019年7月以前モデル:約920g
|
| 表示装置 |
電源表示用LED×1
動作状況表示用LED×2 |
| 環境条件 |
動作温度-10〜60℃(制御盤内)
動作湿度30〜85%(結露しないこと) |
| インターフェース |
アダプタセット用:RS-232C(D-Sub9オス)×1
保守用(設定用):RS-232C(D-Sub9オス)×1
アダプタセット用電源出力(DC5V)×1 |
●接点
| 入力 |
4点(無電圧接点) |
| 出力 |
1点(無電圧接点)
接点容量:AC250V/5A、またはDC30V/5A |
●通信プロトコル
| UDP/IP |
データ送受信 |
| Telnet |
設定 |
| SMTP・POP3 |
メール送受信 |
以下のファイルをダウンロードするには、ダウンロード認証フォームへの回答が必要です。
【ダウンロード認証の流れ】
- サムネイル画像をクリックすると認証フォーム(ダウンロード認証画面)が表示されます。
- 認証フォームで、質問への回答とお客様情報を入力してください。必要事項入力後、「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
- 入力内容に間違いがなければ「送信する」をクリックしてください。ご入力内容の確認画面に進み、5秒後にファイルのダウンロードが開始されます。
- ダウンロードが始まらない場合、「次へ」をクリックしてください。
- 複数のファイルをダウンロードする場合、ブラウザを閉じなければ、2つ目以降のファイルは、認証フォームに回答せずにダウンロード出来ます。
●カタログ


3版(7,793KBytes)
LTE対応接点遠隔監視装置シリーズの総合カタログです。
●取扱説明書


4版(2,346KBytes)
●moperaUメール
アドレス取得方法


1版(447KBytes)
IP3-LP4でmoperaUメールアドレスを取得する方法の説明資料です。
●標準用設定ユーティリティ


バージョン1.01(250KBytes)
設定ユーティリティの使用方法は取扱説明書を参照してください。
●みhurryⅡ用設定ユーティリティ


バージョン1.00(3,020KBytes)
※カタログ・取扱説明書はPDF形式です。ご覧いただくにはAdobe社のAcrobat Readerが必要です。
※各圧縮ファイルはZip形式にて圧縮しています。別途解凍ソフトが必要です。
Ver.1.20
2019. 6. 28
■機能追加
・UM04-KOアダプタセットの特性への補償処理の改善
Ver.1.10
2019. 2. 8
■不具合修正
・旧型RTCを搭載したIP3-LP4において、設定ユーティリティの時刻が正しく表示されない場合がある不具合修正。
(定期通報時刻やNTP開始時刻への影響はありません。)
Ver.1.00
2018. 11. 30
新規作成

登録日:2018.02.20
※各圧縮ファイルはZip形式にて圧縮しています。別途解凍ソフトが必要です。
IP3-LP4機能について
IP3-FP4のLTE対応製品です。
UM04-KO専用アダプタセットを本体に内蔵し、LTE網経由で接点監視・制御を可能にする装置です。
接点入力4点、接点出力1点を持っています。また、バッテリも持っていますので、停電/復電通報も可能です。
ソケット通信(みhurryⅡ)またはEメール通信のどちらかを選択してご利用できます。
NTTドコモ社のビジネスmoperaアクセスプレミアムLTEをご契約し、リモートアクセスを行います。
IP3-LP4からサーバへのイベント通報やサーバからIP3-LP4への状態取得、接点出力制御などができます。
IP3-FP4と通信フォーマットは同じですので、サーバ側の変更は必要ありません。また、弊社ASP「みhurryⅡ」を契約することで、Eメール通報やEメールを使い遠隔からの状態取得、接点出力制御などができます。詳しくは、「
みhurryⅡ」のページをご覧ください。
NTTドコモ社のmoperaUをご契約し、IP3-LP4から指定のメールアドレスにメール通報を行います。
指定のメールアドレスからメール受信すると、設定変更や再送停止などができます。
※状態取得や接点出力制御はできません。
※「みhurryⅡ」を契約することで、Eメールを使って状態取得や接点出力制御が可能です。
ソケット通信は常時接続ですので、IP着信は無効にしています。
メール通信の場合、IP着信はできません。
常時接続モードとイベント接続モードのどちらを設定すればよいですか?
メール通報では、インターネットに接続します。
常時接続モードを設定すると、インターネットに常時接続となりセキュリティ上、好ましくありません。
また、予期しないパケットを受信しパケット課金がかかってしまいます。
これを防ぐために、イベント接続モードに設定して、イベント発生時のみインターネットに接続することをお奨めします。
ソケット通信では、閉域網での接続になりますので、常時接続固定としています。
イベント接続モードにすると、通信アダプタが圏外のままなのですが?
通信中以外は圏外表示になります。
何らかのイベント(例えば送信ボタン押下)を発生させて通信を行って下さい。パケット圏内であれば、圏内ランプが点灯し、通信を行います。
以下のご確認をお願いします。
・IP3-LP4がエラー表示していませんか?
・通信アダプタがエラー表示していませんか?
・アンテナは正しく接続していますか?アンテナ1本の場合、MAIN側に接続して下さい。
・IP3-LP4の設定(APNやメールアドレス、IPアドレスなど)は正しいですか?
・USIMカードの通信契約や開通はお済みですか?
・(メール通信の場合)プロバイダの契約はお済みですか?
・(みhurryⅡの場合)みhurryⅡの契約はお済みですか?
・イベント発生はしていますか?
・通信テストモードで通信できますか?
ASPサービス「みhurryⅡ」には対応していますか?
できます。バージョンアップページから、バージョンアップユーティリティやファームウェアをダウンロードして行います。
使用方法については、バージョンアップの取扱説明書をご確認ください。
IP3-P4やIP3FP4にIP3-LP4のファームをバージョンアップして使用できますか?
使用できません。
バージョンアップしても正常に起動しません。もし誤ってバージョンアップした場合、弊社にセンドバックして頂く必要がありますので、ご注意ください。
接点変化通報(1点のみ)は、1通報あたりどのくらいのパケットになりますか?
ソケット通信の場合、約100バイトになります。
メール通信の場合、約3,000バイトになります。
設定について
幾つか方法はありますが、専用の設定ユーティリティのご利用をお奨めします。設定ユーティリティは、ダウンロードページからダウンロードできます。
使用方法については、取扱説明書をご確認ください。設定は、RS232Cストレートケーブルを使用しますので、お客様にてご用意ください。パソコンにRS232Cポートが無い場合は、
USBシリアル変換ケーブルもご用意ください。
設定値は、不揮発メモリに保存していますので、本装置の電源をOFFしても消えません。
通信アダプタに電源供給のみを行うと、定期的にリセットするのですが?
IP3-LP4は、通信アダプタとRS232C通信が出来ないと定期的にリセットします。
電源供給のみ行いたい場合は、IP3-LP4のディップスイッチを、{1,2,3}={OFF,ON,ON}に変更して下さい。
利用可能なサービスについて
NTTドコモ社が提供するImoTプラン・ImoTミニプランがご利用可能です。
インターネットプロバイダを使用する場合と弊社ASP「みhurryⅡ」を使用する場合で異なります。
<インターネットプロバイダ>
LTEの通信契約とプロバイダ契約が必要です。
LTEの通信契約は、ImoTプラン・ImoTミニプランとなります。
プロバイダ契約はNTTドコモ社のmoperaUのUスタンダードプランを推奨しています。
<弊社ASP「みhurryⅡ」>
LTEの通信契約と「みhurryⅡ」契約が必要です。
LTEの通信契約は、ImoTプラン・ImoTミニプランとなります。
価格・購入について
弊社製品はすべてオープン価格となっております。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。
弊社ではロット数によるお値引きをしております。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。
ご購入価格が¥10,000以上(税別)の場合は無料です。¥10,000未満(税別)の場合は恐れ入りますが、¥1,000いただいております。
サポート・修理について
本Webサイトにてダウンロード配布を行っております。お手数ですが、ダウンロードのページよりダウンロードを行ってください。PDF方式につき、ご覧になるにはAdobe社のAcrobat Reader 4.0以上が必要です。
ご購入先の販売店までご連絡ください。通常はセンドバック方式にて対応させていただいております。(出荷後:1年間無料保証)
※修理・交換、テクニカルサービスには、ユーザ情報の確認が必要です。ユーザ登録がされていない場合には、保証期間内であってもサポートが受けられない場合がございますのでご注意ください。
カスタマイズ・OEMについて
可能です。iNDではお客様のご希望に合わせた個別のカスタマイズを行っております。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。