 
   
  LAN対応接点入出力監視制御装置 Comm Assist-ioⅡ
本製品は、各端末機器(接点)の状態をネットワーク上のPCなどから監視/制御を可能にする装置です。
本製品は、CommAssist-ioの後継機となっており、ブラウザによる設定やModbusTCPによる通信の追加等の従来品から機能がアップグレードされました。
■従来品はこちら
■接点入力4点、接点出力4点の商品はこちら
製品情報
■製品特長
1.接点入出力
コネクタ形式はD-sub37ピンメスコネクタを持ち、接点入力8点、接点出力8点が接続できます。
2.TCP/IPプロトコル
汎用プロトコルであるTCP/IPを用いて通信を行うため、拡張性に優れています。
3.簡単初期設定
 初期設定はEthernetから行うことができます。
Windows標準装備のTelnetを用いてメニュー形式による対話型で設定、
またはブラウザを用いて項目ごとに設定を行うことができます。
また、IPアドレス設定用ツールもあります。
4.クライアント&サーバ機能
 イベントが発生した場合にCommAssist-ioⅡがクライアントとなりイベントを通知することが可能です。また、サーバとなり、Ethernet上のホストからの接続を受けることも可能です。
なお、クライアントとサーバは同時に接続が可能です。(1セッションずつ)
5.通信電文
CommAssist-ioⅡ独自の電文フォーマットにより、接点入力情報の取得や接点出力制御を行います。また、接点出力制御時はCommAssist-ioⅡが接点出力制御後、応答電文を返送しますのでこの電文を受信することで、出力確認を行うことができます。
6.SNMP対応
 ネットワーク管理の標準プロトコルであるSNMPに対応していますので、市場にリリースされているネットワーク管理アプリケーションソフトを利用することが可能となります。
 ・ SNMP v1、SNMP v2、MIB2に対応。(ただし、EGPグループを除く)
 ・ コミュニティ名によるアクセス制限が可能。
 ・ 発生トラップを3ヶ所までのSNMPマネージャに送信可能。
 ・ 企業拡張MIBにおいてデジタル入力の状態を取得、またはデジタル出力の制御を行うことが可能。
 ・ 企業拡張MIBはmibファイルとして提供。(ダウンロードページ参照)
7.Eメール送信
接点入力変化をEメールによって最大5ヵ所まで送信できます。
8.ModbusTCP通信対応
 CommAssist-ioⅡではModbusTCP形式のデータを送受信することで、
接点情報の取得や接点出力制御が可能となりました。
9.従来品CommAssist-ioからのアップグレード
 CommAssist-ioⅡでは従来品から一部機能の追加がされました。
詳細については従来品との差分をご確認ください。
10.ソケット通信、ModbusTCP通信サンプルアプリ
CommAssist-ioⅡとソケット通信、またはModbusTCP通信を行い接点の監視/制御を行うサンプルアプリをご用意しました。(ダウンロードページ参照)
■製品概要
●本体
| 電源 | ACアダプタ標準添付(AC100V) | 
|---|---|
| 外形寸法(mm) | 115(W)×40(H)×110(D)(突起物込み) | 
| 重量 | 415g | 
| 表示装置 | 動作状況表示用LED×2 特殊モード確認用LED ×1 LANコネクタ状態表示LED ×2 | 
| インターフェース | Ethernet:10Base-T/100Base-TX×1 接点:D-Sub37ピンメス×1 | 
| 環境条件 | 動作温度:-20℃〜60℃ 動作湿度:30〜80%(結露しないこと) | 
●接点入出力
| 入力 | 8点(無電圧接点):フォトカプラによる絶縁入力 無電圧a接点またはオープンコレクタまたはオフ時電圧5~24V | 
|---|---|
| 出力 | 8点:フォトMOSによる絶縁出力 出力MOSFET DC100VおよびAC100V 許容電流 100mA | 
●通信プロトコル
| 物理層 | Ethernet Ver2.0(IEEE802.3u準拠) | 
|---|---|
| データリンク層 | ARP | 
| ネットワーク層 | IP、ICMP | 
| トランスポート層 | TCP、UDP(初期設定用) | 
| アプリケーション層 | Socket、SNMP、SMTP、Telnetd(設定用)、HTTP(設定用) | 
●従来品との差分
| 内容 | 従来品CommAssist-io | 新製品CommAssist-ioⅡ | 
|---|---|---|
| 通信機能 | ・ソケット通信 ・SNMP通信 ・メール通信 | ・ソケット通信 ・SNMP通信 ・メール通信 ・ModbusTCP通信 →ModbusTCP形式によるCommAssist-ioⅡとの通信で接点の監視/制御が可能となります。 | 
| ソケット通信のプロトコル | ・サーバモード ・クライアントモード | ・サーバモード ・クライアントサーバモード →イベントをクライアントとして送出しつつ、コマンド要求/応答をサーバとしての送受信をマルチセッションで行うことが可能となりました。 | 
| ソケット通信の電文方式 | ・DI方式 | ・DI方式 ・DJ方式 →イベントを送出する際の電文が「DJ:~」となったことでコマンド要求/応答の「DI:~」と区別できるようになりました。 | SNMPバージョン | ・SNMP v1 | ・SNMP v1 ・SNMP v2 →Trapで送出される情報が接点入力、イベント発生回数と追加され、SNMP v2に対応しました。 | メール通信の内容 | ・接点情報 | ・接点情報 ・製造番号 ・イベント発生時刻 ・イベント発生カウント →イベント発生時の情報に詳細な情報が追加されたため、全体的にメールが見やすくなりました。 | 設定方法 | ・TELNET | ・TELNET ・Webブラウザ →Webブラウザからでも設定が可能となったため、設定が行いやすくなりました。 さらにWebブラウザからの接点監視/制御も可能となりました。 | 
| 時刻データの取得 | ・時刻の取得ができません | ・時刻の取得ができます →デフォルトゲートウェイとDNSを設定することでNTPサーバから時刻データの取得が可能となりました。 なお、取得した現在時刻はWebブラウザのステータス確認から確認が可能です。 | 
| ネットワーク負荷への耐性 (弊社調べ) | ・900kbps | ・90Mbps →ネットワーク高負荷環境における耐性が従来品よりおよそ100倍に向上しました。 | 
| バージョンアップ | ・LAN経由で専用アプリによるアップデート | ・USB経由でファームを直接書き込む →専用アプリがなくてもUSBで接続することでファームの直接のアップデートが可能となりました。 | 
ダウンロード
以下のファイルをダウンロードするには、ダウンロード認証フォームへの回答が必要です。
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